急患の場合
福岡市では、夜間や休日など医療機関の診療時間外での急患診療に対処するため、急患診療センター及び各急患診療所で診療を行っています。
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子育てお役立ち情報
乳幼児健康支援デイサービスのご案内など福岡市の子育てファミリーに知っていただきたいコンテンツです。
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かつて胃がんは日本人の死亡原因の第一位という恐ろしい病気でしたが、現在では死亡率は低下傾向にあります。これは検診の普及と治療技術向上によるものと思われます。
一方、大腸がんはかかる人の数も死亡率も増加傾向にあります。これは欧米型の食生活が広まり、日本人の腸に負担がかかっていることが原因の一つと考えられます。
胃がん・大腸がんのどちらも早期に発見することができれば、手術や内視鏡による治療で完治することができます。また、手術の場合も比較的負担の小さい腹腔鏡補助下手術が可能な場合もあります。

胃がん検診 ■医療機関で実施
検査方法:胃透視または内視鏡検査(胃カメラ)
対象:満40歳以上 / 費用:1,800円
福岡市内実施医療機関
■保健福祉センター等で実施
検査方法:胃透視 / 対象:満35歳以上 / 費用:600円
保健福祉センター(保健所) 、校区(公民館等)
大腸がん検診 ■医療機関・保健福祉センター等で実施
検査方法:便潜血検査(2日法) / 対象:満40歳以上 / 費用:500円
福岡市内実施医療機関、保健福祉センター(保健所) 、校区(公民館等)


胃がん・大腸がんは、粘膜の細胞分裂のときに突然変異的にがん細胞ができてしまうことで起こります。胃腸に負担がかかると、突然変異が起きやすくなってしまいます。そのため暴飲暴食を避け、肉や脂肪をとり過ぎないようにして規則正しい食生活を心がけることが大切です。


胃がん・大腸がんは、初期には自覚症状がほとんどありません。自覚症状が現れたときには進行してしまっていることが多く、早期発見のためには定期的に検診を受けることが非常に重要です。現在、福岡市における胃がん・大腸がん検診の受診率は10%程度。国の目標である受診率50%を大きく下回っています。毎年定期的に検診を受けている人は、受けていない人に比べて早期発見できることが多く、死亡率も低くなっています。自分の健康のために、毎年一度は胃がん・大腸がん検診を受診しましょう。