平成 9年 7月 |
医療安全対策委員会 設置 |
平成10年 3月 |
「医療におけるリスクマネジメントについて」 |
医療安全対策委員会発表。(医療情報室レポートNo26で特集) |
平成11年 2月 |
「医療事故の発生防止について」声明発表 |
平成12年 1月 |
「診療情報の提供に関する指針」 |
前年制定の指針を実施。全国の医師会に「診療に関する相談窓口」を設置。 |
平成12年 7月 |
患者の安全確保対策室 |
「患者の安全」を守ることが何事にも優先する医師の責務として、患者の安全に関するセミナーの開催や医療安全推進者養成講座の設置を行っている。 |
平成13年 2月 |
医療安全推進者養成講座 |
医療機関における組織的な安全管理体制の推進確立を図ることを目的として開講。
安全管理に対する知識と技術を身につけた人材を育成・養成する。
平成15年より厚生労働大臣指定講座。
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平成13年 8月 |
「患者の安全を確保するための諸対策について」 |
医療安全の基本理念を人・もの・組織の観点から捉え、より具体的に纏めている。 |
平成14年 2月 |
「接続器具・シリンジ・輸血セット・輸血機器等に関わる安全確保の検討」 |
医療従事者のアンケート結果を基に安全な医療器材の開発への意見を纏めている。 |
平成14年 9月 |
「医療安全管理指針のモデルについて」 |
病院、診療所における2つの医療安全管理指針のモデルを作成。 |
平成14年10月 |
「患者の安全に関するWMA宣言」 |
日医提案の「患者の安全に関するWMA宣言案」が世界医師会ワシントン総会にて採択。 |
平成15年12月 |
患者の安全確保に資する「医療事故の防止策」 |
繰り返し医療事故を起こすいわゆるリピーター会員医師に対して会員資格停止も視野に入れた厳正な対応をすること、生涯学習の義務化について検討を進め、会員医師の資質向上に繋げていく方針を明示。 |
平成16年 2月 |
「自浄作用活性化を目指した具体的方策」 |
自浄作用活性化委員会作成 。不正行為や無責任で放漫な医療行為が原因で医療事故を起した会員医師には、医師会が組織として厳正に対処するとした答申書。
地域医師会に専門の委員会を置くこと、医師の生涯教育に医療事故を繰り返し起こすリピーター対象の特別講座を設けること等を提案。
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平成16年 3月 |
「医師の職業倫理指針」 |
患者の意思を最優先して治療法を決定することや、質の高い医療を提供するため、生涯に亘って学習に励むこと等を定めている。
(1)医師の責務(2)生殖医療(3)人を対象とする研究と先端医療 の3章構成。
3〜5年周期で改訂される予定。
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平成17年予定 |
医療安全再教育制度(仮称) |
いわゆるリピーター医師及び行政処分を受けた医師会員を対象に、倫理教育や技量の確認を再教育カリキュラムとして設け、通告から除名に至る制裁制度の一つに位置付ける制度。
再教育制度の対象となる医師の選定には、医療安全対策委等、関係委員会による合同委にて各地の医師会と連携する予定。(各医師会の相談窓口からの情報提供を含む)
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未 定 |
医師免許更新制度 |
日医寺岡暉副会長は、質の確保から議論されている医師免許更新制度については、社会的にも要望が強いこと等から検討の余地はあるとし、医師会としてどの様に取り組むか検討すると慎重な姿勢。 |