INFORMATION

No.22009−1
平成22年7月



 

CXD法からDIP法への変更点について

 

1.CXD法では右手を検査しますが DIP法では左手を検査します。

  → DIP法では生活の影響が少ない左手を採用しています。

2.アルミスケールはスロープ状の物を使用します。

  → CXD法で採用されていたステップ(階段)タイプでも検査可能です。

3.YAM値(若年成人平均値)がCXD法とは異なります。

  → CXD法とDIP法はどちらも改良型MD法という位置付けになりますが、検査対象(右手左手)と
     計算の方式が違うためΣGS/D(BMD)の値が変わります。
    従いまして、DIP法では専用のYAM値が用意されています。
     但し、YAM値に対する比率はあまり変わりません。

4.同性同年代平均値がCXD法とは異なります。

  → YAM値と同様の理由により、DIP法専用の年齢別標準値が用意されています。
    但し、同年代に対する比率はあまり変わりません。

6.アナログ・ CR  両機器に対応した測定機・システムへと変更されています。
  CR フィルムであっても検査可能です。(一部撮影環境により不適となる場合があります)

  → CR 機新規導入の際には、受託前にパラメータ設定や試し撮りが必要となります。

7.保険適用についての変更はございません。

  →アナログでは従来どおりのフィルム代、デジタルの場合でも電子画像管理加算が算定できます。


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