検査室案内 -自動分析係-
自動分析係は主に患者様の血液や尿から迅速な測定を行う生化学検査と感染症や腫瘍マーカー、甲状腺ホルモン、アレルギーの検査を行う免疫化学検査を行っています。職員7名で1日あたり生化学が約2500件、至急検体が約300件、免疫が約1500件の測定をしています。生化学検査は一般的な項目としてAST、ALT、蛋白質、コレステロール、電解質などがあり、肝臓や腎臓など様々な臓器に特異的な項目を組み合わせることにより診断に有効な検査です。免疫化学検査はB型肝炎やC型肝炎、腫瘍マーカー、甲状腺機能の特定の病気の診断に重要な項目の検査です。
自動分析係は最も検査項目が多く、4種類、計7台の機器を使用しておりますので、日々のメンテナンス及び精度管理等を行いとても大変ですが、常に正確なデータを迅速に患者様に届けることを心がけています。
<主な検査>
一般生化学項目、肝炎、腫瘍マーカー、アレルギー、甲状腺機能、その他
<主な検査機器>
・生化学検査:LABOSPECT008(日立ハイテクノロジーズ)
・腫瘍マーカー、肝炎検査など:ルミパルスL2400(富士レビオ)
・甲状腺ホルモンなど:cobas 6000(ロシュ・ダイアグノスティックス)
・アレルギー:ユニキャップ250(サーモフィッシャー)