医療情報室レポート |
---|
bP72
2012年8月31日
福岡市医師会医療情報室
TEL852-1505・FAX852-1510
特 集 : 准看護師制度を考える |
厚生労働省が発表した「衛生行政報告例結果の概況」によると、平成22年末における全国の就業看護師数は95万3,521人で10年前に比べ約1.5倍になるなど年々増加しているのに対し、准看護師は36万6,593人で平成16年以降減少傾向が続いている。これは受験者の高学歴志向に加え、近年の医療の高度化や専門化を背景に、看護職にもより高度な能力が求められている現状を反映しているものといえる。しかし一方で、准看護師課程の募集定員に対する応募倍率は平成21年から高まっており、平成23年の応募倍率は約3倍であったことを踏まえると、准看護師希望者が減少しているというより養成施設の減少によって就業者数が減っているとも考えられる。 |
|
|
|
|
|
|
※ | ご質問やお知りになりたい情報(テーマ)がありましたら医療情報室までご連絡下さい。 (事務局担当 情報企画課 下田) |
担当理事 今任信彦(情報企画担当)・松尾圭三(広報担当)・寺坂禮治(地域医療、地域ケア担当)