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現代のような社会保険制度の仕組みが最初に整備されたのは、1889年、ドイツのビスマルク宰相により制定された障害・老齢保険法であると言われている。1891年には労働者年金保険制度が発足、以後社会保険方式による社会保障は急速に近隣諸国へ広まっていった。1929年に始まった世界大恐慌により失業者があふれ社会不安が増大していくと、各国は社会保障に力を入れていく。1935年、アメリカではルーズベルト政権がニューディール政策の一つとして制定した社会保障法(Social
Security Act:医療保険制度の創設が見送られるなど社会保障としては不十分であったが“社会保障”という言葉が初めて使用された法律であった)により、民間労働者向けの公的年金制度が整備された。イギリスでは1942年に「ゆりかごから墓場まで」のスローガンで有名なベバリッジ報告を公表、最低限の生活を保障する全国民を対象とした社会保障構想が打ち出され、1948年に国民年金制度が成立した。第二次世界大戦後は戦後の復興に伴う経済成長の流れを受け、公的年金を含む社会保障の拡大や完全雇用の実現を図り、国民の福祉増進を目標とする福祉国家が登場するようになっていった。 |
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インターネット上で年金に関する様々なサービスが利用出来るサイトで、日本年金機構が提供しています。 (http://www.nenkin.go.jp/n_net/index.html)
【主なサービス】 |
・年金加入記録照会 |
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自身の年金加入記録の確認が出来る |
・年金見込額試算 |
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様々な条件を入力することで、将来受給する年金の見込額が試算出来る |
・国民年金死亡者記録検索 |
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国民年金の紙台帳とコンピュータ記録に不一致がある記録のうち、亡くなられた方の記録を検索出来る。検索結果を年金事務所等の窓口に提出すると、その記録の持ち主に支払われるべき年金を、遺族が受け取れるか審査される |
・私の履歴整理表 |
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これまでの勤務先、住所等を入力することで個人の年金記録を手軽に作成することが出来る。本人用と夫婦用の2種類がある |
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