医療情報室レポート |
---|
bQ2
2000年3月3日 特集:各区の情報ネットワークへの取り組み
※ご質問や何かお知りになりたい情報(テーマ)がありましたら医療情報室までお知らせ下さい。 担当理事 江 頭 啓 介・山 浦 隆 宏
インターネットを中心とした情報ネットワークが各分野にて構築されており、 医療の分野でも各方面で展開されています。
本会でも、平成10年10月からイントラネットによる情報提供サービスの
運用を開始し、行事予定や週報等の情報の他、各区医師会が開設するホーム
ページへのアクセスも可能となっています。
各区医師会では現在、ホームページを利用した会員間の情報ネットワークの
構築に取り組まれています。
今回は各区医師会の情報ネットワークへの取り組みについてご紹介します。
各区の状況につきましては、下記をご覧下さい。
各区医師会の情報ネットワーク
<医療情報室の目>
★20世紀の末の末に登場したインターネット関連技術により、世界中を支配し、日常生活まで十分に浸透し安
定していたものが根底から揺るがされる時代に完全に突入してしまいました。この技術により、お金の流れ・ものの流れ、そして
それらをコントロールしていた権威機構が、従来パターンで機能し続けることを許さなくなっています。国境が曖昧になり、国家
に代わって非政府機関(NGO)が主導権を持ち始めています。巨大企業とて時代の変化に対応できなければ、新興ベンチャー企
業に退場を迫られ始めています。従来の価値観に固執するものには脅威の時代の到来ですが、固執しないものにはとんでもないチ
ャンスの時代の始まりです。
医療・福祉の分野にも同様の変化が、少し時間差がありますが、押し寄せて来ています。ヒト・モノ・カネを膨大に投入して独
占寡占的な発想で医療福祉の総合複合体を目指す動きが加速しているようにも見えます。これは巨大企業と同じ従来型発想の結果
です。その一方で、従来の主治医・医療機関という枠組みを控えて、医療機器・医療施設・等を共有化して患者さん主体の活動を
展開していこうという動きが始まっています。これが、新しい時代の発想の結果です。各区で始めていただいている医療機関連携
への動きは、この新しい時代の果実を謳歌するために絶対必要不可欠なことです。
★
この医療情報室レポートは、福岡市医師会イントラネットホームページまたはFAX情報サービスで閲覧・情報取得が可能です。
次の方法によりご利用下さい。
・イントラネットホームページ:事務局電算課(TEL852-1505)までアカウントの登録をお申し込み下さい。
・FAX情報サービス:FAX852−1515をダイヤルし、音声ガイダンスに従って操作して下さい。
医療情報室の最新号は情報番号「0099」、過去のレポートについては「9+レポート番号3桁」です。
(事務局担当 百冨 TEL852-1501 FAX852-1510)