子どもの急な発熱!知っておきたい!病気対応と病児保育

子どもが急に熱を出したら…!?

子どもの病気で、最も多いのは発熱です。ちょっとした風邪なのか、それとももっと重大な病気なのか、そのうえ発熱が夜間ともなると「救急病院に?」「もう少し様子をみる?」とオロオロしてしまいますね。
一般的に平熱よりも0.5度高いと微熱、1度高くなると熱がある状態と判断して、子どもの様子に気をつけるようにしてください。

トピック 子どもの平熱って何度?
子どもの平熱には個人差があり、また熱を測る場所や時間帯などによっても変わってきます。時間をあけて数回測ってみること、熱を出していないときにも体温を測って平熱を把握しておきましょう。

手足が冷たいときは要注意

身体が火照るような発熱よりも、手足が冷たくなる発熱の方が要注意です。発熱時には熱を冷まそうとしがちですが、手足が冷たくなるのは急激に血管が収縮しているためで、このようなときには身体を温めることが大切です。

けいれんを起こしたときは

発熱を原因としてけいれんを起こすことがありますが、まずは慌てず冷静に様子をみることが大事です。着衣を緩めて横向きに寝かせ、5分以上けいれんが続くようであればかかりつけ医に診せるか、連れて行く病院が分らないときは救急車を呼びましょう。

かかりつけ医をもちましょう

病気かどうかは、特に子どもの場合は個人差が大きいので健康なときと調子が悪いときの違いを把握しておきましょう。そして救急医療の情報を備えておくことと、子どもの状態を理解してくれるかかりつけ医をもっておくことが重要です。

子どもが熱を出したけど、仕事が休めない…。
そんなときの病児保育!

子どもが急に熱を出したとき、いつでもそばに付き添ってあげられるとは限りません。仕事や冠婚葬祭など、病気の子どもの世話ができないとき、小児科医院等に併設した病児保育施設に子どもをあずけることができます。
病児保育施設は看護師が責任者となり、保育士が常駐して病気の子どもを昼間だけあずけることができます。入院が必要というほどではなくても、小学校や保育園などの集団生活ができないときや親がそばについていられないときなどに利用できます。
医師や看護師という専門家が近くについているので、安心して子どもをあずけることができます。