子どもの健やかな育ちを社会で支えましょう

「関係ない」ではなく「もしかしたら？」という意識を

児童虐待が発見された件数は、近年増加傾向にあります。これは虐待実数の増加もありますが、学校や近隣住民などからの通報が増えていることも要因の一つです。児童虐待の約60％が実の母親によるもので、それが虐待なのか親としてのしつけなのか、判断の難しい部分があります。市民一人ひとりが「自分には関係ない」と思い込むのではなく、「もしかしたら」という意識を持っておくことが虐待を防止する大きな力となるのです。

「もしかしたら?」と思ったらまず福岡市こども総合相談センター「えがお館」または、区役所子育て支援課に相談しましょう。相談の内容に基づいて虐待の有無を確認するなどの対応が行われます。なお、相談者のプライバシーは守られますので安心して相談してください。

また、ご自身の子育ての悩みなども受け付けていますので、遠慮なくご相談ください。

健やかな子どもの育ちをサポート（福岡市学校精神保健協議会）

福岡市では福岡市医師会会員小児科医や教育委員会・児童相談所の職員などのエキスパートが集まり、事例検討や調査研究・個別指導などを行っています。

また、児童虐待に加えて不登校や発達障害など、子どもの成長に関するさまざまな問題を包括的にサポートしています。

相談窓口