令和3年4月7日 定例記者会見
本会では、医師会活動や医療に関する最新情報を発信することで地域における公衆衛生の向上と市民に親しみやすい医師会を目指すことを目的に、2ヵ月に一度「定例記者会見」を開催しています。
4回目となる今回は、令和3年4月7日(水)13時30分より福岡市医師会館にて実施し、報道機関12社が参加しました。(西日本新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、共同通信社、NHK福岡放送局、RKB毎日放送、九州朝日放送、テレビ西日本、FBS福岡放送、TVQ九州放送、FM福岡)
1.福岡市の感染症概況等 <平田会長>
平田会長から福岡市における新型コロナウイルスの現状とワクチン接種体制等について、報道機関より予め寄せられた質問事項を中心に説明を行いました。また、感染力が強いとされる「変異株」ウイルスの感染拡大に懸念を示し、ゴールデンウィーク時の感染拡大防止に向けて基本的な感染防止対策の徹底を呼びかけました。間もなく開始される同ワクチン接種について積極的な接種の呼びかけと、キャンセル等が無いように、なるべく多くの方が接種できるよう協力をお願いしました。
2.新型コロナワクチン接種状況等 <中山常任理事>
感染症担当の中山常任理事から、本会が取り組む新型コロナワクチン接種体制において、「個別接種」を中心に「集団接種」や「高齢者施設への出張接種」などを組み合わせて体制構築を進めていることを報告しました。
また、一般の方の接種について、開始時期は5月の連休明けの見込みで、対象者には順次接種券等が配付され、接種には事前予約が必要なこと等を説明しました。併せて懸念される副反応について、安心して接種できるよう正確な情報や対応方法等を周知していく考えを示しました。
3.福岡市医師会臨床検査センターにおける検査体制 <江頭常任理事>
江頭常任理事からは、本会臨床検査センターにおける検査状況や体制強化について報告を行いました。新型コロナウイルスの検査対応として、PCR法の拡大に加えTMA法を導入し、検査受託数を昨年比10倍に拡大し、結果報告までの時間短縮を可能とした旨を報告しました。
また、今後も新型コロナウイルス関連の検査を拡充できるよう、人的・物的体制の強化を進めていく方針を述べました。
4.質疑応答
関連資料
・福岡市の感染症概況等 (PDF)
・新型コロナワクチン接種状況等 (PDF)
・福岡市医師会臨床検査センターにおける検査体制 (PDF)
・質疑応答 (PDF)
問い合わせ先
福岡市医師会情報企画課
TEL 092-852-1505
FAX 092-852-1510
E-mail j-kikaku@city.fukuoka.med.or.jp