令和3年2月3日 定例記者会見
本会では、医師会活動や医療に関する最新情報を発信することで地域における公衆衛生の向上と市民に親しみやすい医師会を目指すことを目的に、2ヵ月に一度「定例記者会見」を開催しています。
第3回目となる会見は、令和3年2月3日(水)13時30分より福岡市医師会館にて実施し、報道機関14社が参加しました。(西日本新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、産経新聞社、共同通信社、九州医事新報社、NHK福岡放送局、RKB毎日放送、九州朝日放送、テレビ西日本、FBS福岡放送、TVQ九州放送、FM福岡)
1.福岡市の感染症概況等 <平田会長>
平田会長から福岡市における新型コロナウイルスの陽性者およびクラスター発生状況、感染者の年齢内訳などについて説明を行い、感染拡大防止に向けて基本的な感染防止対策の再徹底への協力を呼びかけました。
また、新型コロナウイルスワクチン接種の準備状況について、接種場所や医療スタッフの確保等解決すべき課題を福岡市と連携・協議し、体制の構築を進めていくこと、またワクチン接種の優位性について説明を行いました。
2.福岡市における新型コロナウイルス感染症対策 <中山常任理事>
感染症担当の中山常任理事から、本会が取り組む新型コロナウイルス感染症対策について、福岡市医師会診療所・出張PCRセンター・集合契約による医療機関での検査実施体制等に関する現況等報告を行いました。
また、接触確認アプリにより濃厚接触者の通知を受けた方等を対象とした福岡市医師会診療所の「天神サテライト」を昨年12月に開設したこと、高齢者のPCR検査費用の一部を福岡市が助成する事業が1月から開始されたことについて報告しました。
3.医療現場の声(会員の声) <案浦専務理事>
案浦専務理事からは、年末年始に行った会員医療機関を対象とした調査結果をもとに、各医療機関で受診者数が減少傾向にあることや医療資材等不足する中、地域医療体制を維持すべく取り組んでいる状況を報告しました。
また、感染を恐れて医療機関への受診控えが続いていることについては、医療機関での感染症対策は万全であるため、定期的な受診や各種検診の受診を呼びかけました。
4.質疑応答
関連資料
・福岡市の感染症概況等 (PDF)
※令和3年2月3日定例会見時から一部データを修正致しました。(令和3年2月5日)
・福岡市における新型コロナウイルス感染症対策 (PDF)
・医療現場の声(会員の声) (PDF)
・質疑応答 (PDF)
問い合わせ先
福岡市医師会情報企画課
TEL 092-852-1505
FAX 092-852-1510
E-mail j-kikaku@city.fukuoka.med.or.jp