■子宮頸がん予防ワクチンキャッチアップ接種に関する経過 措置の実施について

 子宮頸がん予防ワクチンの定期予防接種については、平成25年6月から令和3年11月までの間、国が積極的な勧奨を差し控えたことから、接種を受ける機会を逃し、未接種あるいは接種回数が不十分である人がいると考えられます。
 接種機会を逃した次の対象者は、不足分の接種(1~3回)を無料で受けられます。(キャッチアップ接種)
 なお、このキャッチアップ接種については、令和7年3月31日で終了する予定となっていましたが、今夏以降の大幅な需要増により、子宮頸がん予防ワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況等を踏まえ、この度、経過措置として、令和7年3月末までに接種を開始した方に限り、残りの接種を令和8年3月末まで公費(無料)で完了できるようになりました。

<対 象 者>
  平成9年4月2日から平成20年4月1日までの間に生まれた女子のうち、
  令和4年4月1日から令和7年3月31日までに子宮頸がん予防ワクチンを1回以上接種した方
   ※当該経過措置の対象となるには、合計3回の接種のうち、少なくとも1回は
    令和7年3月末までに接種をしておく必要があります。

■実施医療機関について

 福岡市が指定する予防接種実施医療機関で、原則として毎週月曜日~金曜日に実施しています。
 なお、令和7年3月1日~15日の期間を接種強化週間とし、土曜日、日曜日、平日夜間(※18時以降)に子宮頸がん予防ワクチンの接種を一部の医療機関で実施します。
 接種を希望される場合は、必ず事前に医療機関に直接連絡・予約をしてください。
 ※接種強化週間以外の接種(土曜・日曜日・平日夜間接種)については、各医療機関へお尋ねください。

・子宮頸がん予防ワクチン実施医療機関一覧はこちら(福岡市医師会ホームページ)
・令和7年3月1日~15日の期間、土曜日、日曜日、平日夜間に接種を行う医療機関一覧はこちら(福岡市ホームページ)

■子宮頸がん予防ワクチンについて

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(厚生労働省ホームページ)
子宮頸がんとHPVワクチンについて(福岡県ホームページ)
子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルス感染症予防接種)接種について(福岡市ホームページ)