今日からできる小児生活習慣病の対策マニュアル
このマニュアルは小児生活習慣病について、主に保護者向けにできるだけ分かりやすく解説したものです。小児生活習慣病の検診目的で、お子さんを伴って「学校医」あるいは「かかりつけ医」を受診された際に配布しております。「三つ子の魂百まで」で、幼小児期に形成された生活習慣を改めることは容易ではありません。まずは保護者の方々にこの問題について十分ご理解いただき、なるべく早期から対策に取り組んでいただくことが大切になります。
結果的にはそれが家族全員の健康をもたらします。
後半の児童生徒向けの資料は、お子さんと一緒に話し合い、共に理解しあう際に活用くださいますようお願いします。ご家族の協力無くしてこの問題の改善は望めません。 家族全員で生活や食事等の生活習慣を見直す良い機会にしていただきますよう重ねてお願いします。
ダウンロード用
● 家庭用 肥満編(PDF)
● 家庭用 やせ編(PDF)
小児生活習慣病対策について
本会では、平成27年度より福岡市教育委員会の協力のもと、小児生活習慣病対策に取り組んでいます。(このコンテンツは随時更新していく予定です。)
●低身長について
子どもの身長が、同じ年齢の子どもと比べてどれくらい高いか、低いかをあらわす方法をSDスコアと言います。SDスコアが-2SDより低い身長の人は全体の2.3%(1000人中23人)にあたり、「低身長」とされています。
「低身長」には何らかの病気が原因である可能性があります。日本小児内分泌学会のHPから計算ソフトがダウンロードできますので、そこに性別・年齢・身長・体重を入力していただくと、簡単に身長SDや肥満度が計算できます。
ご活用ください。
http://jspe.umin.jp/medical/chart_dl.html (日本小児内分泌学会HP)