記
項目名 |
変更個所 |
現行 |
新 |
変更理由 |
淋菌抗原(PCR) < 局所ぬぐい液 >
検査のてびき P102 |
陽性 判定基準 |
吸光度 1.5 以上 かつ 25倍希釈で再検査 吸光度 2.5 以上 |
吸光度 0.2 以上
かつ 10倍希釈で再検査 吸光度 2.5 以上 |
下記参照 |
淋菌抗原(PCR) < 尿 >
検査のてびき P102 |
陽性 判定基準 |
吸光度 1.5 以上 かつ 25倍希釈で再検査 吸光度 2.5 以上 |
吸光度 0.2 以上 再検査で確認 |
(注意)判定基準は、変更になりますが報告形式はこれまで通りの(+)、(−)です。本試薬は、咽頭
材料での測定は不適当です。
* 第16回日本性感染症学会において、口腔内常在菌であるナイセリア属菌(Neisseria subflava 、
Neisseria cinerea等)が近年のオーラルセックスの流行により女性性器にも存在し、本試薬との
交差反応と思われる偽陽性が報告されたため、4月から判定基準を変更して対応して参りました。
しかし、変更したことで偽陰性の頻度が高くなることが確認され、改めて偽陽性と偽陰性判定を共
に軽減できるよう判定基準を見直すこととなりました。
* 男子尿検体については、口腔内ナイセリアによる偽陽性の可能性は殆どないため、以前の判定
基準に戻すことが適当と判断致しました。
* 交差反応による偽陽性が発生する可能性は、少なくなったとはいえ、全く無くなったわけではござ
いません。特に性風俗従事者などで発生する可能性がありますので、診断にあたっては引き続き
慎重なご判断をお願いします。
【 変更日 】 平成 16 年 11 月 1 日 (月)受付分より
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